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zoom RSS 動物を殺し、それを必要だと言う日本の獣医大学。

<<   作成日時 : 2011/04/15 00:02   >>

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社団法人日本獣医学会のホームページより http://www.jsvetsci.jp/10_Q&A/u20070725.html

下記に全文を掲載しましたが、長文なので抜粋・要約し説明します。
 ※赤文字は私のコメントです。


■抜粋・要約 

Q質問
動物実験をしないで代替法を用いている獣医系大学が日本にありますか?


A返答
日本でも代替法が用いられています。

現代の獣医学教育ではやみくもに動物を使うことはなくなってきております。解剖や外科手術の実習には他の実習で使用し安楽死させた動物を可能な限り使用するようにしておりますし、また、何かの実習で動物を使用する際は、安楽死後臓器の採材を行ない他の実習に用いるなど、使用する動物の削減にも取り組んでおります。


結局、生きている動物を犠牲にしていることを婉曲的に表現し、まるでそうではないかのように言っているだけ。

「他の実習で使用し安楽死させた動物を使用する」って?!

つまり、再度他の実習でも・・・動物達はボロボロになるまで残酷に切り刻まれているということだよ。

「使用」という言葉からも動物に対する考え方が見えます・・・動物達はモノじゃないんだよ。

私も医療者だからね、人間の死には沢山立ち会ってきた。

死後の処置もしてきた。

死後の処置でも、私は生きている時と同じように、命に尊厳をもって遺体と向き合っているんだ。

必ず掛け物をかけながら処置をするし、身体を拭くのもやさしくだし、着物を着せるのも死化粧をするのも、その人の最期を最高のものにしたいという気持ちで行っている。

一方動物達は、まず生きている状態で実習(実験)のために殺され、その体を何度も何度も使われ、ボロボロにされている・・・あまりにもむごすぎる。

皆さん、これが事実なのです。まず事実を多くの人達に知ってほしくて、この記事を書いています。




ただ、御理解戴きたいことは、我々はきちんと教育された獣医師を輩出することを目標としており、全く動物を用いない教育ではそのことは不可能だと考えております。


つまり、動物を殺さないときちんと教育された獣医師を輩出できない、と言っていることになるね。

そんなことある?断じてないでしょ。

しかも「全く動物を用いない教育」という言い方は、動物を殺している事実をあやふやにしていてずるい書き方だね。

医師を考えたらわかるでしょ。

医師になるために、人間を殺して行う実習はないんだよ。

人間の場合にできて、動物の場合にできないはずはないでしょ。

それに実際に、海外では動物を殺さないで獣医師になっている人達が多くいる(しかも海外では医師になるより獣医師になるほうが難しいくらいなんだ)。

詳しく知りたい方はコレを読もう。

http://www.java-animal.org/jan/080113.htm

残念ながら、日本の獣医大学は、かなり遅れているとしかいえないね。

動物達の命へ対しての尊厳、動物達を傷つけないで実習しようということが前提でなければ、命を扱う教育なんてできないんだよ。

どうか日本の獣医学生達よ、内部から声をあげていってください。




獣医師アンドリューさんからのメッセージ

動物たちを治すことを学ぶために、彼らを殺す必要はまったくないのです。
獣医になるために動物を傷つけたり殺したりする必要などないのです。 






■全文掲載
Q:実験動物の代替法が行われている獣医系大学はありますか?
 はじめてお便り致します。大変興味深く、また楽しくQ&Aを拝見させて頂いております。動物が大好きな若い人の気持ちが伝わって来て、嬉しくなります。
 私は米国ニューヨーク在住14年(永住権取得後12年)、日本の企業に勤務しております。もう40歳を超えてしまいました!
 日本では当時4年制の薬学部卒業後、薬剤師免許を取得し、バイオテクノロジー関係の貿易会社で勤務した後、アメリカに留学しました。コミュニケーションの分野に行き、現在に至っております。
 薬学部では、動物を使った実験、解剖がショッキングでトラウマになってしまいました。親が医療関係の仕事をしていたこともあり、幼い頃からミクロの世界や、意識を超えたところで存在する世界に興味がありました。薬学部は生化学や東洋薬学について学びたく入学したのですが、実験動物のずさんな取り扱いに非常なショックを受けました。
 現在は、マンハッタンの中でも大きな公園がある北部に住み、犬1匹、猫2匹、人間ひとりと暮らしています。また、動物/自然保護、人間との共生について勉強しています。地域の動物レスキューグループのお手伝いをすることもあります。
 さて、前置きが長くなってすみません、本題の質問を致します。
 日本の大学で実験動物を使う代わりに、バーチャルリアリティーのDVDや代替法を使う獣医大学がありますでしょうか?
 日本での実験動物は保健所からの払い下げがなくなる方向にあり、犬では実験用に育成したビーグル犬が主であるというお答えを読みました。アメリカでも大学で使う実験動物のほとんどは実験用育成動物、あるいはグレイハウンドなどの犬レースからリタイアした犬、それから禁止されている州もありますがアニマルシェルターからの犬などです。しかし、アメリカでは動物福祉の観点から、なるべくオールタネーティブ(代替法)を使う方向に変わってきています。また、実際の動物を使うのと同等かそれ以上の効果も認められるという報告もまとめられています。法律では個人の宗教、倫理が大学の場でも認められており、動物を解剖刹処理することを拒否する権利が認められています。しかし実際の現場では教授との兼ね合いもあり、たいていの学生は倫理的に大変なショックを受けたまま、悲しい思いで勉強を続けるそうです。
 代替法は、アメリカでは発達してきており、米国東部のタフツ獣医大学はその先頭をきっていると思えます。(http://www.avar.org/ 米国獣医によるアニマルライツのサイトです。)バーチャルテクノロジーを使うことにより、実験動物の購入と飼育にかかるコストと時間が大幅に削減出来る上に、学生が技術を習得するまで何度も繰り返し練習することが出来るようです。注射器を押す圧力まで習得出来るモデルもあります。
 私が当時薬学部で見たうさぎは、教授の指導もないまま、学生のみで麻酔もなく解剖されていました。薬で震えて苦しむうさぎを見たあとは、勉強する意欲が下がり、どうしても、そのような行為が勉強のためと正当化出来ませんでした。科学の名がなければ、また大学の外であれば、それは変質的な行為ととれてもおかしくなかったからです。
 私の場合、獣医学を学ぶのであれば、こういった場では絶対無理なのはわかっていましたから、もし日本で代替法に変わる大学がなければいずれアメリカで学ぼうと思っていました。もう不可能な歳になってしまったかもしれませんが、日本とアメリカでそのような試みを持つ大学があれば、その大学について知りたいと思います。アメリカでも完璧に実験動物を勉強の場で廃止している大学はないかもしれませんが、試みは大きくなってきていると思います。日本ではいかがでしょうか?
 タフツ大学では亡くなったペットを解剖実習に役立てる寄付プログラムも確立してきました。また、地域の野良猫野良犬を去勢したり、病気を治してもとの地域に戻すか、あるいはアダプションセンターに戻すというプログラムもあるそうです。
 現在の日本の大学の状況を教えて頂ければ幸甚です。

■お答え
 日本の獣医学教育で代替法が用いられているか、と言う御質問ですが、答えは「はい。」です。
 現代の獣医学教育ではやみくもに動物を使うことはなくなってきております。解剖や外科手術の実習には他の実習で使用し安楽死させた動物を可能な限り使用するようにしておりますし、また、何かの実習で動物を使用する際は、安楽死後臓器の採材を行ない他の実習に用いるなど、使用する動物の削減にも取り組んでおります。また、実習には可能な限りビデオや模型を使うなど動物を用いない教育にも取り組んでおります。これらは程度の違いこそあるかも知れませんが、国内のどこの獣医系大学でも取り組んでいることであります。
 例えば北海道大学獣医学部では平成17年度に文部科学省より国際化推進GP「動物を犠牲にしない獣医臨床教育法の先進化」(取組担当者、奥村正裕 外科学教室准教授)の採択を受け、欧米諸国の獣医系大学の視察を行ない、現在その実践に努力しているところであります。
 ただ、御理解戴きたいことは、我々はきちんと教育された獣医師を輩出することを目標としており、全く動物を用いない教育ではそのことは不可能だと考えております。教育のレベルを落とさずにどこまで動物を用いない実習で教育することができるか、これは全ての獣医学教育に携わる教員が日々考えていることです。実際動物を使わない方が、教育に掛かる経費を押さえることができます。しかし、それでは責任ある教育ができないため、必要最低限の動物を用いた実習を行なっている、と言うのが実情です。是非考え違いして戴きたくないことは、全く動物を用いない教育をしていることが、必ずしも素晴らしいことではないと言うことです。また、教育実習と言えども、動物を用いる実習の場合は、動物実験委員会にその計画書を提出し、動物に苦痛を与えない方法が取られていない限りそれを行なうことができなくなっております。動物が苦悶の表情を呈するような教育実習はまずどこの大学でも行なわれていない筈です。

安居院高志(あぐいたかし)
北海道大学大学院獣医学研究科
動物疾病制御学講座実験動物学教室 教授
日本実験動物医学会認定実験動物医学専門医

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